オペ室看護師になるために、看護師免許以外の特別な資格や免許は必要ありません。ですが、手術で使う医療器具の名称や役割だったり、術式の流れは知っておく事は必要です。
なぜなら、オペ室看護師は手術中の医師の介助をする事が仕事です。器具の名称や術式の流れを知らなくては、スムーズな受け渡しができずに、かなりの時間をロスしてしまいます。
知識を学ぶ事によって手術の流れを理解できるため、医師の次の行動を予測する事ができます。日頃から勉強しておく事が大切です。手術に対する幅広い知識を得ておく事で、オペ室看護師として採用される機会が多くなります。
手術で使う機械や器具、術式について学ぶためには、既にオペ室看護師として働いている看護師に質問するなどして情報を集めることが大切です。
教えられた事は必ずメモにとるようにして、いつでも勉強しておけるようにしましょう。特に、間違えやすい機械や器具の名前は完璧に覚えるようにして、手術中にはミスがないようにしましょう。
もしわからないことがあったら、その場で質問をしたり、後でネットや参考書等で調べる事が大切です。病棟看護師と違い、病気や怪我に対しても幅広い知識が必要になるため、事前に手術中の録画ビデオなどで、オペ室看護師の動きを見ながら、手術の先を予測する勉強をしておくようにしましょう。
オペ室看護師になるためには、手術についての機械や器具についての知識を得る事も大切ですが、実際に手術のときにどのような動きをするのかを知る事も必要です。
事前にいろいろ知識を身に着けておく事で、オペ室で働く看護師として重宝される存在になるでしょう。